ウエイトトレーニングは大学生からやっていたが、トレーナーに教わるわけではなく独学で自己満レベルでやっていた。
結果としてアンバランスな筋肉のつき方になっていて、ウエトレだけをしていた分には良かったけれども、競技を始めてから怪我の原因になっていた。
学生の頃、体重60kgでベンチプレス100kgあげたとか片足レッグエクステンション100kg余裕とかイキッてた気がするけれど、ただの自己満でしかない。
社会人になってからテニスを始めたけれども、特に腹筋と腸腰筋が足りず、背筋と腕力のみでパワーテニスをしたために故障してしまって今もまだ出来ない状態。
振り遅れが多くて打点が後ろになって背筋ばかり使っていたというのもあるけれど、そもそも脚の力を使えていなかったのが問題だった。
で、脚に関しても大腿四頭筋はかなり鍛えていたけれど、ハムや臀筋はほとんど鍛えていなかったし、下半身と上半身をつなぐ大切な腹筋は、見た目は割れてはいるけどただ痩せているだけの言うなればベニヤ板。
テニスを怪我で辞めてからは自転車を始めたけれど、今度は腰痛に悩まされた。
原因は大腿四頭筋のみでペダルを踏み、背中を逸らして腹筋をほとんど使わないフォームだったから。
学生の頃もロードバイクには乗っていたけれど、若いのもあったし体重も軽かったからそんなフォームでも大丈夫だったのだろう。
パーソナルジムに通い始めて良かったのは、
・目的に合わせてメニューを組んでくれること
・正しいフォームでできるので怪我の心配がないこと
・適切な重量、セットがわかること
・自力では到達できないレベルで追い込んでくれるので、達成感が半端ないこと(何度、終わった直後にトイレに駆け込みゲロを吐いたことか)
・励ましてくれるので頑張れること
・個人レッスンで周りに人がいないので集中できること
・疲労具合などその日の体調に合わせていい感じに殺してくれること
など沢山ある。
1回30分という短い時間だけど、レスト時間が極めて短く心拍が上がったままウエイトをやるので、しんどくて時間の流れが遅すぎるのでちょうどいい時間。
とうか、30分以上はとても耐えられない。
パワーリフティングのような競技で最大筋力だけを鍛えるのであればレストを長めにとる方がいいかも知れないが、常時動いているような競技の場合は心拍が上がっている状態でもパワーを絞り出さなければいけない。
多くの競技はパワーを出すのに脚を使うけれども、腹圧があってこそ脚の力を活かせる。
そして、脚といっても、割れるのが見えて鍛えた気持ちになれる大腿四頭筋よりも、前進するために使う後ろ側のハムストリングスや臀筋、体幹とつなぐ腸腰筋の方が大事だったりする。どっちも大事ではあるけど。
パーソナルジムに通い始めて10ヶ月くらいになるが、未だにフルスクワットはフルレストの状態でも120kgが限界(体重76kg)。
パーソナルトレーニング中だと100kgが限界。
理由は沈み込んだ状態から体を持ち上げるために必要な腹圧と臀筋が足りていないのと酸素が足りないため。
フルスクワット150kgあげられるくらいのパワーが欲しいが、まだまだ時間はかかりそうだ。